中古バイクを買う時に見るべきポイント
- 2018.05.17
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中古バイクは細かな部分までしっかり見て買う
近年は原材料価格の高騰からか、バイクの本体価格も上昇しています。
以前は安く購入できた新車でも、10万円程度値上がりしている車種は少なくありません。
一方で中古バイクはほとんど影響を受けておらず、以前と同様に手頃な価格で購入できます。
しかし、中古バイクは見るべき点が非常に多いため、値段だけで選ぶと後悔する可能性があります。
長く使えるバイクを見つけるには、慎重に確認して選ぶことが大切です。
中古バイクを買う時は、まず走行距離をチェックしてみましょう。
目安はありませんが、選ぶなら1万~2万km以下の個体が無難です。
ただし車ほど重要性は高くありませんので、あくまで一つの判断材料のみにしましょう。
走行距離よりも入念に確認するべき点が、チェーンの状態やバイク本体の傷です。
特に中古バイクの場合、チェーンのサビ具合はしっかり確認しておきましょう。
サビが多すぎるとチェーン交換の必要が出るだけでなく、前オーナーが整備をあまりしていない可能性もあるためです。
チェーンが錆びついているバイクは購入を控えておきましょう。
フレームの状態も確認が必要です。
もしフレームに傷があったり、曲がったりしているようなバイクは絶対買わないようにしましょう。
バイクの強度が落ちているばかりか、最悪事故車の可能性も残されています。
特にフレームが曲がっている中古バイクは、いかなる場合でも買ってはいけません。
数は非常に限られますが、そのようなバイクを平気で売っているお店も中にはあるため、必ず確認しておきましょう。
車体の傷は、特にフロントフォークとハンドルのバーエンドの確認が重要です。
フロントフォークに大きな傷があるバイクは、転倒によってフォーク自体が曲がっている危険もあります。
バーエンドやグリップに傷が多いバイクも同様で、ハンドルがやや曲がっていることがあるので気を付けましょう。
傷がない場合でも、ハンドルを左右に振り、途中で引っかかりがあるものは避けましょう。
ハンドルの変形が起こっている可能性もあるため、極力避けることをおすすめします。
他にもタンクやフェンダー、サイドカバーなどの傷も確認が必要です。
特にタンクに傷が多いバイクは転倒回数も多いと考えられるため、他に不具合が生じている可能性もあります。
価格は高くても、なるべく傷が少ないバイクを選ぶのが望ましいでしょう。
キャブ車の場合、エンジン周りも入念な確認をおすすめします。
もしキャブレターの周辺に黒いオイル貯まりが見られた場合、オイルシールが劣化している可能性があります。
キャブの部品交換が必要な場合もあるため、しっかりチェックしておきましょう。
お店や保証・アフターも必ず確認を
中古バイクを買う時は、お店そのものの保証やアフターサービスも考慮する必要があります。
バイクショップは買ったら終わりではなく、その後もオイル交換や修理、パーツ交換など様々な面でお世話になります。
そのため、お店選びも慎重に行わなければいけないのです。
自分で点検整備できる方は除きますが、そのバイクショップと長く付き合えるかどうか考えて選びましょう。
また、中古バイクの保証やアフターサービスも重要です。
新車ほどの保証は受けられませんが、多くのバイクショップで1~6ヶ月程度の保証が付けられています。
ただし、保証内容はお店によりけりですので、何が対象になっているのか確認しておきましょう。
アフターサービスも同様に、どんなサービスを受けられるのか確認が必要です。
まとめ
中古バイクを買う時は様々な点を見て選ぶ必要があります。
少々大変ですが、何度もお店へ通ったり、他のバイクと比較するのもおすすめです。
ただ、少しでも不安がある方は新車を買うか、予算がオーバーしてもきれいな状態のバイクを買いましょう。
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