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バイクの免許を合宿で取得する

バイクの免許を合宿で取得する

バイクの免許を合宿で取得するのはお得?

大型二輪の教習となると、普通免許を取得していれば学科教習を受けることはありません。
ここでは、技能教習のみで考えてみます。
大型二輪の技能教習は第一段階と第二段階に分かれています。
第一段階は14時間で第2段階は17時間の技能教習となります。
第二段階の17時間目が見極めとなるのでそこをパスしたら卒業検定という流れになります。
第一段階は1日に2時間技能教習を受けることができますし、第二段階からは一日に3時間の技能教習を受けることができます。
これで日数計算をしてみます。
第一段階で7日間、第二段階で6日間で合計13日となります。
一日に2時間、3時間の技能教習の制限がるので、この13日間というのは最短日数となります。
卒業検定の日は別の日ですから、大型二輪免許取得までの期間は14日間となります。

通いの場合の大型二輪取得について

通いの場合は、合宿と違って、教習バイクの配車のための予約が必要となります。
早くとるための合宿免許ですから、合宿免許に来ている人に優先枠があるのが普通です。
ですから、場合によっては通いの人のほうがバイクの技能教習の予約が取れない可能性があるのです。
一日に必ず2時限3時限毎日乗れるとは限らないということです。
通いの場合、このように自分で予約を取っていかなくてはいけません。
言うなれば自分のペースで免許取得ができるということですね。
面倒なのはバイクのシミュレータ教習です。
大型二輪では、2時間ほどのシミュレータ教習があります。
教習には順番があって、このシミュレータ教習が済まないと、次の教習には進めません。
シミュレータは教習所に一台あるいは二台程度しか置いてないのが普通ですので、同じ時期に入った教習生が多いとここで渋滞が起きてしまうのです。
ですから通いの場合でしたら、効率よくシミュレータ教習を上手に突破しておく必要があります。
その点、合宿免許では、全てプログラム管理されているのできっちりとしたスケジュールが組まれています。
ですから、自分でスケジュールを組む必要はなく、すべて教習所まかせで技能教習を受ければいいということですね。
たまに「雨が降ったら教習は中止ですか?」なんて聞く人もいますが、台風でもこないかぎりあるいは雪が積もらない限り技能教習の中止はありません。
むしろ、雨の日の教習は貴重ですから是非とも体験しておきたいところです。
学生や会社員が通いで技能教習となると、夜間で2時間の予約は厳しいでしょう。
仕事の都合でキャンセルをせざるをえない場合もあって、1週間で1時間しか予約が取れなかったということもよくあります。
通いで技能教習を受ける場合は、都合によってどんどん後にずれていくことが少なくありません。
一方の合宿免許では、あらかじめ決められたプログラムで教習を受けるので無駄がないのです。
プログラム通りに動いて教習できちんと見極めが取れれば、予定通り大型二輪免許の取得ができます。

予定通りに行かない場合はどうなる?
これは、多くの人が気にする問題です。
個人差があるので、人によっては予定通りにいかないことも多いのです。
技能不足で見極めがもらえなければ技能教習の時間が増えてしまいます。
教習時間が規定よりもオーバー追加料金がかからないシステムを取っている教習所もあります。
お金の問題ではなく、期間を重視する人であれば、とにかく技能の取得に励むようにしましょう。
技能教習の時間は集中して、指導員の指示通りの動作ができなくてはいけません。

 

卒業できないこともある?

大型二輪の免許を取得しようとしている人なので、よほどのことがないかぎり卒業はできます。
怖いのは教習中の事故でしょう。
事故無く安全に卒業するようにしたいですね。