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根強い人気を持つビッグスクーターの選び方とおすすめ車種5選び

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ビッグスクーターはブームが去っても根強い人気

スクーターは手軽で便利な乗り物ですが、その多くは排気量が50ccで原付きクラスです。
積載量もさほど多くはありませんし、法定速度が30kmのため、思うほどスピードを出せないのもネックといえます。
そうした50ccスクーターの欠点を克服したのがビッグスクーターであり、一時は爆発的なブームを引き起こしました。
町中でビッグスクーターを乗るライダーが増加し、バイクメーカー各社も多数の車種を投入しました。

現在ではブームも去っていますが、それでもなお根強い人気を持っています。
やはり50ccと比べて積載量の多さや法定速度60kmであるほか、更には高速道路に乗れるなど、様々な点で優れているのが人気の理由です。
一般的なバイクは積載スペースで悩まされますが、ビッグスクーターならその点いっさい問題ありません。
通勤通学が目的の方や、より手軽に250ccクラスを楽しみたい方は、ビッグスクーターを候補に入れてみてはいかがですか?

ビッグスクーターの選び方とおすすめ車種

ただ、ビッグスクーターといっても多数の車種があります。
現在は新車が少なく主に中古車から探すことになると思いますが、選ぶ時は以下の点をしっかり確認しておきましょう。

・本体価格

まず見ておきたいのが本体価格です。
ビッグスクーターは価格がピンきりで、10万円台から購入できる中古車もあれば、60万円前後で売られている新車・新古車もあります。
相場価格のブレが大きいため、最初に予算を決めておくと良いでしょう。
ただ、本体価格を把握しておけば、予算の範囲で買える車種を簡単に絞り込めます。

・燃費

燃費もチェックしておきたいポイントです。
ビッグスクーターは燃費の良い車種が多いものの、実際にはかなりの違いがあります。
ネット上の口コミやレビューを参考にして、どの程度走れるか確認しておくと良いでしょう。
ただし、現在のビッグスクーターは中古がメインで、経年劣化によって燃費が悪化している個体もあります。
中古車を買う時は、さほど重視するほどではない点といえます。

・車重

車体の重さも確認することをおすすめします。
バイクは車種によって重さが異なりますが、ビッグスクーターは比較的車種ごとの重量差が大きくなっています。
取り回しや安定性に影響しますので、実際に車体を確認して選ぶのも良いでしょう。

・積載量

そして最後にチェックしたいポイントが積載量です。
50ccスクーターの場合、シートの下にヘルメット1つ分程度の積載量しかありません。
しかしビッグスクーターは積載スペースが非常に多く、車種によってはヘルメット2つ+αのスペースが確保されています。
ただ、車種ごとに違いがありますので、じっくり確認することをおすすめします。

ビッグスクーターを買う時は様々な点を見る必要があります。
上記の点をチェックして、自分に合った車種を選びましょう。

では、どのような車種が売られているのでしょうか?
一口にビッグスクーターといっても多数の車種があります。
現在は選択肢がやや限られるものの、販売価格が安く買いやすい車種は以下5つです。

・ヤマハ マジェスティ

現在のビッグスクーターで定番中の定番ともいえる車種がヤマハのマジェスティです。
マジェスティは250ccのビッグスクーターで、流線型のボディと重厚なデザインが魅力となっています。
また積載スペースも大きめで、シート下にかなりの量の荷物を積み込めます。
全体的にバランスの取れた車種のため、初めてビッグスクーターを買う方におすすめです。

・ヤマハ トリシティ

少し変わった車種が良いなら、トリシティはいかがですか?
トリシティは155ccのビッグスクーターですが、フロントタイヤが2本の非常に珍しいデザインをしています。
その分安定性に長けており、高速道路でも安定した走行が可能です。
価格も安いため、予算が限られる方に最適な車種といえるでしょう。

・スズキ スカイウェブ

スズキのスカイウェブはシャープなデザインが特徴のビッグスクーターです。
車重が重いため取り回しには注意が必要ですが、燃費が非常に良いモデルで、ガソリン1リットルあたり29kmとなっています。
デザインと機能性のバランスを取りたい方は、スカイウェブを選ぶと良いでしょう。

・ホンダ フォルツァ

ホンダといえばフュージョンが浮かぶと思いますが、現在はフォルツァが主流になっています。
他車種と比べて価格の安さが際立っており、20万円程度から購入できます。
シート高が低めですので、小柄な女性でも取り扱いやすい車種です。

・カワサキ エプシロン

カワサキのエプシロンは150ccと250ccモデルがあります。
どちらもすでに生産終了されていますが、中古車が安く入手できるため、予算が限られる方におすすめです。
スズキのスカイウェブのOEMモデルですが、カラーリングなど一部仕様が異なります。
性能に違いはありませんので、色など好みで選ぶと良いでしょう。

まとめ

ビッグスクーターは気軽に乗れますし、積載量が多いため買い物や日常用途にも適しています。
ただ、様々な車種がありますので、積載量や価格、燃費などをチェックし、自分好みの一台を見つけてみましょう。