コスパは最強?125cc以下のバイクの特徴と適している使い方
- 2020.11.01
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50ccと250ccの中間に位置する125ccですが、中途半端なイメージを持つ方もいると思います。
しかし、そのような思いとは裏腹に、近年は125ccのバイクに人気が集まっています。
特有のメリットも多く、様々な用途に使えることが人気の理由です。
特に125ccならではとも言える特徴は、以下の8つが挙げられます。
・最高速度は60km
50ccは最高速度が30kmしか出せません。
二段階右折など独自の交通ルールもありますが、125ccは最高速度が60kmで、交通ルールも250ccなどとほぼ同じです。
30kmの束縛から逃れられるのは大きなメリットといえるでしょう。
・税金(軽自動車税)は非常に安い
税金の安さも特徴といえるでしょう。
125ccは法律上は原付きに区分されており、軽自動車税は50ccより若干高いだけです。
節税できるため、125cc以上から乗り換える方も中にはいます。
税金負担を抑えたい方は、125ccが候補に入るでしょう。
・本体価格が安い
125ccバイクの中には、20万円前後で購入できる車種もあります。
中古だと更に安く買えるため、本体価格の安さも特徴といえます。
このため、初めてバイクを購入する方はもちろん、セカンドバイクとして使いたい方にもおすすめです。
・50cc並に燃費が良い
燃費も良いため、ガソリン代の節約にも繋がります。
50ccはリッター60km程度走る車種もありますが、125ccも同等の燃費が期待できます。
もちろん利用シーンにもよりますが、ガス欠をほとんど気にせずに済むでしょう。
・維持費を抑えられる
維持費の安さも125ccの特徴といえます。
税金やガソリン代はもちろん、その他部品や修理費用なども安く抑えられます。
オイル交換なども自分で行えば、長い目で見ると大きな違いとなるでしょう。
・車検がいらない
250cc以上のバイクは原則として車検を受ける必要があります。
しかし車検費用は高く、1回につき数万円~10万円程度の出費となってしまいます。
一方で125ccは車検がないため、数万円の費用を節約することが可能です。
・登録は市区町村役所の窓口で
126cc以上のバイクは、陸運支局がナンバーを管轄しています。
逆に125cc以下は市区町村が管轄しており、窓口へ行けばすぐにナンバーを発行してもらえます。
発酵費用が安いため、自分で登録へ行ける手軽さがメリットです。
・高速や自動車専用道路では乗れない
ただし、125ccバイクは高速道路・自動車専用道路へ乗ることはできません。
一部標識で通行可の表示が出ている道路もありますが、基本的に乗れないと考えておきましょう。
もし長距離のツーリングを楽しんだり、高速に乗りたい場合は126cc以上をおすすめします。
どんな使い方に適しているか
上記のような特徴を持つ125ccですが、様々な用途に適しています。
基本的に用途を問わずに使えるものの、特におすすめなのは以下5つの使い方です。
・自転車の代わりに
普段自転車に乗っている方も多いと思います。
しかし、自転車は長距離走ると疲れますし、坂道は自転車を降りる方も少なくないでしょう。
そのような時は、自転車の代わりに125ccのバイクをおすすめします。
電動アシスト自転車よりも手軽かつパワフルなため、代用には最適な選択肢といえます。
・通勤や通学
通勤・通学も適した使い方の一つです。
ほとんどの方は自転車か50cc、あるいは車を使うかと思いますが、交通ルールが複雑だったり、渋滞がネックになったりします。
125ccは交通ルールが車とほぼ同じで、更にすり抜けしやすい点が大きな強みです。
通勤・通学時の移動手段として検討してみてはいかがでしょうか?
・日常の足として
通勤などにも使えるため、日常の足代わりに使うのもおすすめです。
125ccは取り回しやすく、気軽に乗れることがメリットになっています。
機動力もありますので、どこへ行くにも最適な移動手段となりえます。
・近隣の買い物に
近所のコンビニやスーパーなどへ買い物に行くときも便利です。
上記の通り日常の足として使えますので、買い物用に購入するのも良いでしょう。
・短距離のツーリングにも最適
125ccは高速道路などに乗れませんが、下道なら車と同様に運転できます。
そのため、短距離のツーリングにはピッタリなのです。
2人乗りできるため、誰かと日帰り旅行や近隣の観光地へ行きたい時などにもおすすめです。
まとめ
バイクは様々な排気量クラスがありますが、最も手軽に乗れるのが125ccではないでしょうか?
50ccのような速度制限はありませんし、大型バイクと比べて維持費が安く、更に車検が不要などのメリットがあります。
高速道路に乗ることはできないものの、日常利用なら十分活躍してくれるでしょう。
本体価格も抑えめで、自分でナンバー登録することも難しくありません。
費用を掛けずにバイクに乗りたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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