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ライディングの上手さとは…

ライディングの上手さとは…

 

バイクは真ん中を走る

バイク初心者は高速道路でも怖々と左端を走っている姿を見かけます。
しかし、これでは逆に怖い思いをするばかりなのです。
真横をかすめるようにして、車に抜かれてしまうからです。
普通車ならともかく、トラックやバスにこれをやられると死ぬ思いを味わいます。
高速道路に限らず、バイクは車道の真ん中を走る…これがセオリーです。
こんなことを書くと教習所では、バイクは左端を走るようにと言われるけど…。
車の教習を受けるとわかるのですが、できるだけバイクをすり抜けさせないように左端に車を付けるように習うと思います。左折などの巻き込み防止もあるのですが、バイクはどっちにしても邪魔者扱いにされるのです。
自分の身を守るためにもバイクは真ん中を走る…これでいきたいところですね。

それでも抜かしてくる車には

それでも脇をかすめるようにして抜かしてくる場合は、パッシングするのもいいでしょう。
これは、バイクも嫌がってるんだよということを教えるためです。
何かアクションをしないと何も変わらないですからね。
もっとも、必要なとき以外に乱用しないようにしましょう。パッシングに腹を立てたドライバーが嫌がらせをするといったことは今も昔も枚挙に暇がないのです。
路上はいろいろな人が往来しています。普段は温厚な紳士淑女でも車に乗った途端に正確が豹変するといったことは少しも珍しくないのです。

車の挙動に注意

バイクに乗っているときに、挙動不審の車に遭遇するといったことは昔に比べても増えたような気がします。
これは、長年バイクに乗っているベテランライダーが言うのですから間違いないでしょう。
特に運転中にスマホをいじっていたり、電話していたりといったドライバーが多いのです。
こういった車に限って、ウィンカーも出さずに急な進路変更をしたり、ハッとして急ブレーキを踏んだりするので、フラフラした車を見たらバイク乗りは離れたほうがいいでしょう。

バイク乗りはライディングに集中できる

バイク乗りは、走行中バイクを操ることしかできません。
新幹線なら、本を読んだり音楽を聴いたり、弁当を食べたりといったことができます。ドライバーでも音楽を聴いたり、パンをかじりながらということができますし、映画を見ることだってできるでしょう。
寸暇を惜しんで電話で話しているドライバーも少なくないのです。
それに比べて、バイク乗りはライディングしかできないのは寂しい限りと思う人もいるかもしれません。
しかし、反対に物思いにふけってしまっては、事故の元ですから、たいていのバイク乗りはライディングに集中しているのです。
それこそがライディングが上達する元となっているということですね。

バイク乗りも怖い

バイク乗りはナルシストが多いのか、自分をかっこいいと思っている節があります。
それはそれでかまわないのですが、それがライディングに出てしまっては大変なこともあるのです。
バイクは急加速で交通の流れをリードできます。
車を追い越すときに、鋭角的なラインで車の直前に割り込むなんてことも日常茶飯事なのです。
車にとってバイクは邪魔以外の何者でもありませんから、そういったことをされるとさらに頭に血が上ることにもなりかねません。
バイクと車というのは、構造が違うので公道上ではまったく相容れない乗り物なのです。
バイク乗りは自分はかっこいいと思っていても、傍からみると危なっかしいだけということが多いです。
要はひとりよがりということです。かっこいいと思っているのは自分だけということが多いのですから、客観的に自分を見つめる必要がありそうですね。

ライディングの上手さ まとめ

ライディングの上手さというのは、他のバイク乗りが見て「危ないなと思われない」ことが上手さです。
もっというと、注意をひかないようなライディングを目指すべきで、目立つ走りをしないバイク乗りが結果的に上手いといえそうですね。
理想としては、素早さとさりげなさを両立しているバイク乗りということになるでしょうか。